最近Outlook2007をインストールしました。
このOutlookというソフト、メーラとしては使ったことがないのですが、
スケジューラとしてはそこそこ使えるので(というか他に使えるソフトを知らないので)、
ここ数年ずっと使っていました。
Office2007については、リボンが使いにくいとか何とか散々な評判なわけですが、
その中ではoutlookはましな方かなと思います。ぴたすちおも効きますし。
で、Outlook2007にしてからも割と普通に使っていたのですが、
ひとつだけちょっと困った現象がありました。
とりあえず、その現象について説明しましょう。
私は、家と職場でスケジューラを共通にしていまして、
そのためにoutlookの情報が入ったpstファイルを毎日USBで持ち運んでいるんですが、
どうも、使っていないはずのPCで勝手にpstファイルが更新されているようなのです。
つまり、家から職場にpstファイルを持っていき、いざコピーしようとすると、
職場のファイルの方が更新日時が新しかったりするわけです。
何かのプログラムが悪さをしているんだろうなーという事は分かるのですが、
その原因というのがここ数週間わからず、悩んでいたという状況です。
放置しておいても致命的ではないのですが、やっぱり何か気持が悪いので、
filemonを動かして原因を探りました。
数時間動かしておいたところ、
imjpcmnt.exeというプログラムが何故かoutlookのpstファイルを書き換えています。
見たことないexeだったのでgoogleさんに聞いたところ、IME2007のプロセスだそうです。
そういえば前にもIME2007でトラブッたことがあったなーとか思いながらもう少し調べると、原因が見えてきました。
このIME2007というソフト、辞書データを作るときにoutlookのアドレス帳とかを参照するという事です。
で、参照するたけでなく、何故かファイルを更新します。
なんでそんなことをやるのかよくわかりませんが、とにかくやってるみたいです。
で、解決法。
IMEのプロパティダイアログを出し、「辞書/学習」タブのシステム辞書のリストをみます。
すると、
Outlook連絡先辞書(性)
Outlook連絡先辞書(名)
Outlookグローバルアドレス一覧辞書(性)
Outlookグローバルアドレス一覧辞書(名)
というエントリーがあるので、こいつらを消してやるだけです。
他にも必要ないものが入っていると思うので、ついでに消してやりましょう。
顔文字辞書なんて、今まで一度も使ったことありません^^;
この操作を行ったところ、pstが勝手に更新されるこという問題は無事解決されました。
ところで、IME2007の予測入力の設定って何だかとてもややこしいんだというのを発見しました。
IMEのプロパティダイアログに「予測入力」というタブがあり、
そこに、予測入力を使用する、というチェックボックスがあるので、
てっきりそこで指定すればいいのかと思っていたのですが、どうも違うらしい。
コントロールパネルの「地域と言語のオプション」から、
言語タブの詳細ボタンを押し、「テキストサービスと入力言語」というダイアログを出し、
その中の詳細設定タブの中で設定をする必要があるらしいです。
ここに、互換性の構成、というチェックボックスがあって、これを入れておかないと予測入力が
一部のアプリでしか動いてくれないそうです。
逆に、その下の「詳細なテキストサービスをオフにする」というのをチェックしないと、
ctfmon.exeを落とすことは出来ないそうです。
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